「クレジットカードに旅行保険が付いているから大丈夫」という方は多いです。ただ、実際に保険金を請求しようとして「条件を満たしていなかった」と気づくケースが毎年あります。夏の旅行シーズン前に、付帯保険の仕組みと単独加入の旅行保険との違いを整理しておきましょう。

クレジットカード付帯保険の「利用付帯」と「自動付帯」

クレジットカードの旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。自動付帯はカードを持っているだけで補償が有効になりますが、利用付帯は旅行代金の一部(航空券やツアー代金など)をそのカードで決済していることが条件です。多くのカードは利用付帯のため、「カードを持っているから安心」という認識は誤りになる場合があります。出発前に自分のカードがどちらの方式かを確認してください。

治療・救援費用の上限額に注意

海外旅行中の医療費は、国によって非常に高額になります。アメリカでは盲腸の手術だけで200万円を超えることがあります。クレジットカード付帯保険の治療・救援費用の上限は、500万円以下のカードが多く、重篤な疾患や長期入院には不足する可能性があります。単独加入の旅行保険では、治療・救援費用が無制限または1億円以上のプランが標準的です。渡航先の医療費水準に合わせて上限額を確認することが重要です。

家族特約と同行者への補償

クレジットカード付帯保険は、カード会員本人への補償が中心です。家族への補償は「家族特約」として別途付帯されているカードもありますが、補償内容が本会員より薄いケースが多いです。子どもや配偶者と一緒に旅行する場合、家族全員の補償内容を確認する必要があります。単独加入の旅行保険は、家族全員を一つの契約でカバーできるプランがあり、費用対効果が高い場合があります。

国内旅行とアクティビティの補償

クレジットカード付帯保険は、海外旅行向けの補償が中心で、国内旅行の補償が限定的なカードが多いです。また、登山(一部の山岳を除く)、スキューバダイビング、サーフィンなどのアクティビティは、標準的な旅行保険の補償対象外になることがあります。夏のアウトドアシーズンに合わせて、アクティビティ特約の追加を検討してください。

どちらを選ぶべきか

国内の短期旅行で特別なアクティビティがない場合は、カード付帯保険で十分なケースもあります。一方、海外旅行、長期滞在、アクティビティを含む旅行では、単独加入の旅行保険を検討する価値があります。1週間の海外旅行であれば、1,500円〜3,000円程度で加入できるプランが多く、補償の安心感を考えると費用対効果は高いと言えます。

旅行保険の選択は、渡航先・旅行内容・既存のカード付帯保険の内容によって変わります。ご自身の状況に合った選択肢を確認したい方は、SwiftCoveLineの無料相談をご利用ください。